smile survey COLUMN
申し込みフォーム・セミナー・
投票・説明会にも利用可能!
アンケートツールを
活用するための
ポイントを解説
作成日 2023年11月6日
更新日 2023年11月6日
売上や顧客満足度を伸ばし企業の業績を向上させるためには、顧客ニーズや自社評価の情報を得ることが欠かせません。マーケティングの代表的な手法としてもアンケート調査が代表的ですが、どうしても手間や時間が掛かるといった声もあります。
そこで活用したいのが簡単にアンケートが実施できる「アンケートツール」です。
Web上でアンケートの作成から実施まで行うことができ、また集めた回答をデータ化して分析することができます。またアンケートツールでは便利なテンプレートも利用できるため、カスタマイズするだけで簡単にアンケートの作成や実施できます。
「アンケートツール」と聞くとアンケートを実施のためのツールというイメージを持たれがちですが、他にもさまざまな使い道があることをご存知ですか?
アンケートのフォームを使えば下記のような用途でも活用が可能です。
- 申し込みフォーム
- 投票フォーム
- イベントの出欠確認
- 問診票(カルテ)
幅広い使い道があるためさまざまな業種でも活用することができるでしょう。
今回はアンケートツールの活用法やポイント、またwebアンケートを導入するメリットやデメリットを紹介していきます。
アンケートに使う場合の活用シーンの紹介
アンケートツールを使ってwebアンケートを実施する場合、以下のようなシーンでの利用が挙げられます。
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顧客満足度調査アンケート
「顧客満足度調査」は、自社サービスの利用や商品を購入した人の満足度を把握し、課題や改善点を見出すことができる調査です。マーケティングの成功にも繋がるメリットがあり定期的な実施が必要とされますが、調査には工数や時間が掛かるため手間がかかるといった声も少なくありません。
顧客満足度調査を実施する際は、事前に目的や対象者、構成などの準備が必要になります。またより精度の高い回答を得るためには、そのほかにも注意点や作成のコツなども押さえることが大切です。
顧客満足度調査を行う際に「アンケートツール」を導入し用意されたテンプレートを利用することで、設問をカスタマイズするだけで手軽に作成ができます。また自然と回答者が読みやすく無駄のないアンケート作りができるため回答率アップも期待できます。
テンプレートをうまく活用したアンケート作成の方法や押さえておくべきポイントは下記コラムでも紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。
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商談前のアンケート
商談前に行うアンケートもアンケートツールの利用が便利です。商談前に相手がどのようなことを求めているのか、事前アンケートを実施することで把握ができるため解決の糸口をつかみやすく契約率を上げる近道ができます。
また商談時に聞きにくい内容や答えづらそうな質問も、webアンケートという形で聞くことで回答してもらえる可能性が広がります。商談の時間は限られているため、なるべく多くの成果を出せるよう注力したいところです。そのためにもアンケートをうまく活用し、できる限り相手の要望を把握した状態で商談に臨みましょう。
また来店者向けアンケートの場合、アンケートの答えやすさが最も重要視されます。
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来店者向けアンケート
売上が伸び悩んでいたり、リピート率が低いなどの課題を抱えている場合に、お客様が何を求めているかを把握することは大切です。なんとなく商品やディスプレイ、内装を変えてみたけれど効果が上がらない…と言ったお悩みはよくあります。根本的な問題がわからなければせっかくの工夫も無駄になってしまいます。
そこで「お客様の声を聞く」というシンプルかつ効果がある手法が多くの企業で取り入れられています。実際にアンケートを取りお客様の声を聞いてみたら、問題は全く違うところにあったということは多々あります。店舗を訪れて商品やサービスを購入するのはお客様です。そのお客様の意見を聞き改善策を講じるための「来店者アンケート」です。来店者向けアンケートの場合、アンケートの答えやすさが最も重要視されます。
Webブラウザで検索したりURLを直接入力する作業は手間がかかるため、敬遠されがちです。QRコードを掲示してスマホから手軽に回答できる流れが良いでしょう。
またそのQRコードをレジやテーブルの上、レシートなどに設置することでお客様のさまざまなタイミングでアプローチすることが可能です。待ち時間や帰宅後などにも回答いただける可能性があるので回答率アップも期待できます。
また下記コラムでも飲食店・来店者向けアンケートのポイントや注意点、コツやテンプレートを紹介しています。
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社内アンケート
従業員を対象とした社内アンケートも手軽に実施ができます。近年深刻な問題となっている人材不足を解消するためには、従業員満足度を向上させる必要があります。そのためにも業務内容や職場環境、人間関係やモチベーションなどの切り口から行う定期的な社内アンケートの実施は欠かせません。
また社内アンケートは1度で終わらせず、定期的に実施をして改善されたことを従業員が実感する必要があります。従業員満足度調査のように繰り返し定期的に実施する場合にも、アンケートツールが適しています。テンプレートを使えたり、一度使ったアンケートをコピーできたりと、手間や時間を省いて速やかに実施できます。さらに回答収集後の分析もスムーズに行うことができ、迅速に社内へフィードバックが可能です。
下記コラムでもアンケートツールを使った社内アンケートのポイントやコツを紹介していますので是非参考にしてみてください。
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セミナーアンケート/ウェビナーアンケート
セミナーやウェビナーを開催した後に実施するアンケートでは、参加者の本音を直接引き出すことができます。開催後は時間が経つほど印象が薄くなるため回答率が下がったり、精度が低くなります。貴重な意見を得るためにもセミナー開催後すぐにアンケートを実施することが望ましいです。テンプレートにはあらかじめ設問がまとめられているため、セミナーの内容に応じて調整するだけで作成できます。セミナーやウェビナーの準備に時間を割くことができるようアンケートはツールをうまく活用することで効率的に作成しましょう。
下記コラムでも注意点やコツなど詳しく紹介していますので、併せて確認してみて下さい。
アンケート以外に使う場合の活用シーンの紹介
アンケートツールを一般的なアンケート以外の目的で使う具体的な例をご紹介します。いずれもアンケートの機能をベースにして応用することでビジネスのさまざまな場面で幅広く活用することができます。
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お問合せフォームとしての活用
製品やサービスへの問い合わせや資料請求などフォームとしてもアンケートツールを活用できます。お問合せフォームは顧客との大切な接点となるため、シンプルで分かりやすい構成を意識しましょう。ユーザの目線に立ってなるべく手間なく入力が完了できると離脱防止に繋がります。
アンケートツールによっては自社のサービスサイトへタグを使って埋め込みができる機能を提供しています。自社サイト管理下のURL内にフォームを埋め込むことで外部リンクにすることなくで誘導できます。
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イベント出欠確認フォームとしての活用
イベントの出欠確認フォームとしても活用できます。
例えば親睦を深めるための社内イベントや、取引先との関係構築のために行う社外イベントなど。人数が多いほど出欠確認は手間や時間がかかりますが、アンケートツールを使えばフォームのURLやQRコードを一斉送信するだけです。回答者一覧を確認すれば回答者・未回答者の確認も簡単です。また「参加」「不参加」の選択肢だけでなく、イメージ画像の配置や、イベント内容の記載などもアンケートツールの機能を使えばカンタンに作成できます。
加えてアンケート機能でよく使われる分岐機能も便利です。例えばイベントに「参加」と回答した方は連絡先を入力する質問に進み、「不参加」と回答した方は終了ページに進む、と言った回答条件による設問の表示分けも利用することができます。
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投票ツールとしての活用
企画や商品開発のなど社内で意見を集めたいときに利用することができます。選択肢に画像を登録して商品のパッケージについての人気投票にも活用できます。
またアンケートツールによってはスコアをつけることが可能です。単純な回答数の多寡だけでなく内容に応じた「重みづけ」を設定することができるのです。
アンケートツールはさまざまな調査を想定して作られているので誰でもカンタンに設問作成が可能です。社内で社員旅行の行き先や忘年会等のお店決めなどちょっとした意見を集める場合にも適しています。
また投票の開始・終了期間を設けることができますが、終了を待たずともリアルタイムで回収状況を確認することができるのもアンケートツールの機能の特徴です。
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問診票としての活用
最近では来院前にWeb上で問診をお願いする病院が増えています。事前にWeb上で問診しておくことで待ち時間の短縮になります。また熱があるかどうかなど患者さんの状況をあらかじめ確認するために使われています。専門のWeb問診システムもありますが、アンケートツールでの実施も可能です。
またアンケートツールの機能を使えば問診票に写真をアップロードする設問も作ることができます。入力する場合は手間になりがちな質問に適しています。例えば「現在飲んでいるお薬について」は実際に飲んでいる薬やお薬手帳の写真を撮影してアップロードする用途で使うことができます。
本コラムでも紹介しているようにアンケートツールはさまざまな活用法もあるため、幅広い使い方ができコスト面でも優れています。
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来場者管理フォームとしての活用
展示会や説明会などのイベントで来場者の情報入力ツールとしても活用できます。多くのアンケートツールはレスポンシブ対応でタブレット表示も可能ですのでイベント利用に最適です。
また得た情報をMAツールやSFAツールなどの顧客管理システムと自動連携すれば、リアルタイムでデータが確認できるうえ、イベント後の集計作業が削減できます。イベントで接客したスタッフが「顧客の反応や興味・関心などの情報」を入力できるように設定すればセールス部門にとって鮮度の高い有益なデータを得ることができるでしょう。
webアンケートツールを導入するメリット
webアンケートを導入することでさまざまなメリットが期待できます。
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工数の削減
従来の紙でのアンケートは印刷・送付・回答者からの返送などでコストがかかるうえ、集計も手作業で行わなければなりません。一方のwebアンケートは作成や修正もツール上で完結します。アンケート実施の際はメールやSMSでのURL送付、QRコードの掲出などさまざまな方法があります。そのため短いリードタイムにも対応できることがメリットとなります。仮に開始ギリギリまで内容の修正が必要であっても余裕をもったスケジュールが立てられます。
特に大きなメリットになる作業は集計作業です。手作業による入力漏れやミスなどのヒューマンエラーによるリスクもツールに任せておけば品質を担保することができます。社内管理のデータとアンケート結果のデータ連携機能を利用すれば、データを一元管理できるうえマーケティング業務の効率化も期待できます。
「smilesurvey」はSalesforceをはじめMAツールSFAツールとの連携に対応。業務にかかっていた時間やコスト、人的リソースなどを削減することができます。またアンケート作成数・設問数・回答者数が無制限の定額制です。「30日間無料トライアル」も用意していますのでぜひお気軽にお問合せください。
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データ管理の利便性
アンケートツール内で作成・集計が完結するため、社内の複数の部署で分業する場合にも便利です。ツールにアクセスするためのアカウントを用意するだけです。
例えば顧客満足度調査を実施するとき、アンケートの作成はCS部門で行います。回答データが必要なのはマーケティング部門や営業部門です。報告用の資料を作成、共有しなくてもアンケートツール上で回答内容やグラフを確認することができます。
またアカウントによってツール内の機能制限を設定できるアンケートツールを利用すれば「アンケートの作成や編集ができるアカウント」「データの閲覧のみ可能なアカウント」などの設定も可能です。複数部署での運用を検討した場合に「誰が」「どんな操作を」「いつ」行ったと言った操作ログ機能があると安心です。
便利な反面気になるのはセキュリティについてです。アンケートで取り扱うデータの特性上、多くのツールでさまざまなセキュリティ対策が講じられています。特定のIPアドレスのみツールへのアクセスを許可したり、2要素認証やシングルサインオンの機能を備えたツールもあります。より堅牢な環境で安全に運用できるよう合わせてチェックしておきましょう。
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回収数アップへの近道
多くの回答データを集めたいときに課題となるのは離脱率です。離脱率とはアンケートにアクセスした人数の中で最後まで回答をせずに途中でやめてしまった人がどれくらいいるかを示す指標です。アンケートツールはその名の通りアンケートの画面設計から機能まであらゆるユーザビリティを考慮して作られています。例えば「画面が見づらい」「わかりづらい」「スマートフォンで操作しにくい」などといった、離脱の原因となる問題はすべてクリアしています。アンケート回答者の目線でいかに負担をかけずに回答できるかが反映されており、常にアップデートが繰り返されていることもメリットでしょう。
アンケートツールを使ってアンケートを作成することで「より多くの人に最後まで回答してもらうこと」の目標の3割程度が達成できていると言っても過言ではありません。具体的には「1クリック、1タップで回答ができる」ような設計だったり、「回答しなくても先に進める」と言った設定ができることです。残り7割の部分はアンケート設計です。さまざまな人が回答するアンケートですので、回答の際の端末、状況、意見のバリエーションなど想像力を働かせて考える必要があります。アンケート作成のための基礎知識はこちらの記事で紹介していますので合わせてご覧ください。
アンケートツールは誰でもカンタンに作成ができるよう設計されているので、時間をかけるべきはアンケートの構成についてです。目標を設定して対象者を決めどんなデータを得たいのか、などより多くのデータが集められるよう十分に検討するようにしましょう。
webアンケートツールを導入するデメリット
続いてwebアンケートツールを導入するデメリットを見ていきましょう。
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コストがかかる
便利なアンケートツールを利用する場合、どうしても費用が発生します。安価なプランでも1か月に1万円~、便利な機能を追加すればさらに加算されます。
コストを抑えたいのであれば無料で利用できるGoogleフォームなどのツールを使う方法もありますが、利用できる機能に制限があるため思うようにアンケート作成ができないこともあるでしょう。また実施後のデータ集計に思わぬ時間が発生したり、追加で機能を利用し当初よりも高い料金になってしまったなんてことも考えられます。
利用したい機能や金額面を比較し選ぶことがポイントです。
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操作方法の習得に時間がかかる
有料のアンケートツールはtoC向けの簡単なアンケートから市場調査や学術調査までさまざまな用途で利用されています。そのため多くの機能が備わっていますが、利用目的によっては不要な機能もあるでしょう。一通りの操作が習得できるまでには多少の時間がかかるかもしれません。
多くのツールは操作マニュアルが用意されています。ツールの操作方法についてサポートサービスを提供しているものもあります。メールやチャット、電話などで質問や不明点を直接聞くことができるので積極的に利用してみましょう。
そのほかトライアル期間を設けているサービスがあるので導入前に利用してみましょう。画面の見やすさ、わかりやすさなど操作性を確認するには「まずは触ってみる」のが一番早くて確実です。合わせて機能や仕様も確認しておけば導入後も安心です。具体的な観点として「作成にどれくらい時間がかかるのか」「使いにくいところはないか」「知識がなくても作れそうか」など実際の画面で確かめてみましょう。
webアンケートツールを導入するデメリットについて2つほどご紹介しました。
1つ目のコスト面に関してはアンケートツールの利用目的や使用頻度によって費用対効果を確認しましょう。目安として金額面のデメリットがメリットを上回ると感じられた場合に導入を検討するとよいでしょう。
2つ目にあげたデメリット「操作に慣れるまでの時間」は将来的に消えるデメリットです。操作に慣れていけば作成時間が短縮できるうえ、機能を理解することでアンケートを使った施策が生まれたり活用の幅が広がるなど副次的な効果も見込めます。
このように長期的な視点で考えたときに、デメリットとなる事柄はあまり大きな要因ではないように見受けられます。導入する際の要件をしっかり定義しておくことで自社の目的にあったツールを選ぶようにしましょう。
まとめ
アンケートツールは一般的アンケートだけでなくビジネスのさまざまなシーンで活用できることをご紹介しました。ここでご紹介した用途はいずれも業種問わずたくさんの企業でニーズがあるのではないでしょうか。
同じ社内でも取り組みたい内容が違えば部署ごとにアンケートを実施する必要があります。そしてそのデータは全社に共有したいと言った運用も想定されるでしょう。商品開発やマーケティング、営業活動の判断にデータはなくてはならない材料です。現在ではアンケートデータを外部システムのデータ連携する機能も充実してきています。社内業務をシームレスに進めることができる機能で現在多くの企業がバラバラに管理されていたデータを紐づけて一元化を進めています。
今回ご紹介したお問合せフォームの利用やイベント利用の用途でも社内の顧客情報と連携することでさらに便利になり業務効率化を後押ししてくれることでしょう。ぜひアンケートツールを導入し幅広い用途で活用しましょう。
「smile survey」ではアンケート数・質問数・回答数などが全て無制限でご利用頂けます。また設問パーツやテンプレートも充実しており、自由自在にアンケートが実施でき回収後のデータ分析もスピーディに行うことができます。目的に応じた便利なテンプレートも複数ご用意していますので、ぜひ利用を検討してみて下さい。
この記事のライター
スマサーコラム編集部
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