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アンケートにアクセスした時に何に関するアンケートなのか、回答に関する注意点などを記載した上でアンケートに進むことができる機能があります。回答者が不安に感じないようアンケートを実施する際には必須の設定です。
smile survey COLUMN
作成日 2022年6月2日 更新日 2022年6月2日
本コラムではウェブ上でアンケートが作成できるツールについて解説しています。無料ツール、有料ツールの機能を比較してアンケートの目的にあったツールの選び方がわかる記事です。
「ウェブでアンケートを作ってみたいけど無料のツールと有料のツールどう違うの?」
こんな疑問はありませんか?
無料ツール、有料ツールの違いとは一言で表すと「機能」の違いです。
今や主流となっているオンラインアンケート。スマートフォンが普及した背景もあり誰でも1度はウェブ上でアンケートに答えたことがあるのではないでしょうか。質問にタップして選択するだけで回答できる気軽さも手伝って多くの場面で活躍しています。
ウェブでアンケートを実施するためには専用のアンケートツールを利用します。アンケートツールには質問の作成から実施・回答集計までアンケートに必要な機能が備わっています。
アンケートツールはいろいろな種類がありますが大きな違いとして無料で使えるツールと料金がかかるツールとがあります。
アンケートを作成して実施するという同じ目的を持ったツールですがどのような違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
無料でアンケートが作成できるツールとしてよく使われているGoogle Formsを例に詳しく解説します。Google Formsはその名前の通りGoogleが提供している無料のアンケートツールです。
Googleのアカウントがあれば申し込みや手続きなしですぐにアンケートを作成することができます。
作成画面はシンプルな画面で回答画面のイメージがつきやすい構造になっています。数問のアンケートであれば質問の入力、選択肢の設定で10分もあれば完成してしまうほど簡単です。
一般的にウェブアンケートを作成する際に必要な機能がひととおり揃っています。
【アンケートに使用できる質問形式】
【アンケートの実施方法】
回答データはスプレッドシートに出力できます。回答内容と回答した日時が記載されています。そのほかCSVファイルでのダウンロードにも対応しています。
このように必要最低限の機能を備えることで個人から企業まで幅広く利用されています。無料ということもあり、まずはお試しで気軽に使うことができるのもメリットです。
無料で利用できる反面、機能に制限があります。まずはデザインの面です。色味を変更したり画像を入れ込んだりすることはできますが基本的なレイアウトを変更することはできません。また回答ページやURLにgoogleと入っているのでGoogleフォームで無料で作成したことがわかってしまうこともデメリットです。さらにデータはGoogle ドライブに保存されるため容量に左右されてしまうことにも注意が必要です。
ウェブアンケートに特化したツールなのでさらに機能面が充実していると言えます。マーケティングやリサーチなど本格的な場面で多く利用されています。よりきめ細かな設定ができたり回答データの分析に役立つ機能も豊富に備えています。
無料で使えるGoogle Formsにない機能とはどのようなものなのでしょうか。アンケートツール会社により提供している機能が違いますが一例をご紹介します。
アンケートにアクセスした時に何に関するアンケートなのか、回答に関する注意点などを記載した上でアンケートに進むことができる機能があります。回答者が不安に感じないようアンケートを実施する際には必須の設定です。
パソコン、スマートフォンで回答のしやすいレイアウトを質問ごとに設定することができます。選択肢の並び順やカラムなど項目に合わせて設定することが可能です。
IDとパスワードを入力してアンケートに答える設定ができます。アンケートへのリンクが公開されていてもこの機能で対象者を限定できます。
棒グラフ・積み上げグラフ・円グラフ 表示を切り替えることができます。また選択肢順、回答が多かった順で並び替える機能も備えています。
ローデータ、単純集計表、クロス集計表などさまざまな形式でデータをダウンロードすることができます。
誰がどのような操作を行ったかがわかるログ機能です。アンケートの編集履歴やデータダウンロードの履歴などが分かります。複数人でアンケートを管理する場合も安心して使うことができます。
アンケートを回答した人への謝礼メールを自動送信する機能を使うことができます。この機能のためお問合せフォームとして利用することもできます。フォームを入力完了後にお問合せ完了メールが届くためユーザが安心して利用することができます。
アンケートURLに企業名などを含めることができます。
アンケートを日時指定で公開することができます。アンケートURLにアクセスしても設定した時刻にならなければアンケートが表示されません。終了時が深夜〜早朝に設定することもできるため幅広い用途で利用することができます。
ウェブアンケートと同じ内容を紙アンケートで実施することがあります。その場合アップロード機能が便利です。フォーマットに紙アンケートのデータを入力してアップロードすることで一元管理することが可能です。
アンケート対象者が過去に回答したアンケートを閲覧できるページを設定できます。会員やモニター向けのアンケートに最適な機能です。
他にもアンケートツールを提供している会社によりさまざまな機能があります。有料のツールを使う場合には申し込み、契約が必要です。しっかりと比較検討して過不足のないアンケートツールを選びましょう。
無料で利用できるGoogle Formsを例に有料のツールとの機能の違いを見てきました。Googleのアカウントがあればすぐにアンケート作成して実施できるのはとても便利です。有料ツールの機能と比較すると少ないように見えますが十分に使うことができます。無料ツールを使うか、それとも有料ツールを使うのか、判断に迷ったら次の内容を確認してみましょう。
Google Formsを使って無料でウェブアンケートを実施する場合には、まず以下の3点を確認すると良いでしょう。
無料で一通りの機能を使うことができるのがGoogle Formsの最大のメリット。ウェブアンケートを実施する際には対象者や質問内容特に制約がない場合やお試しにピッタリです。
一方の有料ツールでは主に以下の点について確認しましょう。
これまで見てきたように多くの機能を備えています。対象者が決まっている調査や定期的に実施する調査など、さまざまな場面でのリサーチを想定したツールです。機能が充実している反面、当然費用が掛かります。利用する期間が1回のみか、継続して行うかによっても違いがでます。
ここまでアンケートツールの有料・無料の違いを見てきました。やはりツールによるメリットとデメリットを確認して目的に合ったツールを選ぶことが重要です。適切なリサーチが実施できるツールを選ぶことがポイントです。
今回ご紹介した有料ツールの機能はセルフ型アンケートツールsmile survey(スマイルサーベイ)の製品・機能をもとにご紹介しています。
アンケートツールのサービス提供会社により利用可能な機能に違いがあるため問い合わせのうえで利用するようにしましょう。
スマサーコラム編集部
スマサーコラムはセルフ型セルフ型アンケートツールsmilesurvey(スマイルサーベイ)を活用した、リサーチに関する情報や課題解決に役立つコンテンツを発信しています。